にきび(アクネ)は、毛穴が皮脂や死んだ皮膚細胞で詰まり、細菌が増殖することで炎症を引き起こす皮膚の状態です。主に顔、背中、胸部に発生します。
一般的な治療法には、外用薬としてベンゾイルパーオキサイドやサリチル酸を含むクリームやジェルの使用があります。また、抗生物質やレチノイドも効果的です。
重症の場合は、経口抗生物質やホルモン療法を処方されることもあります。生活習慣の改善やストレス管理もにきびの予防に役立ちます。
アレルギー
ALLERGY
米国でも花粉症の季節があります。日本と違う花粉も飛んでいるため、日本で花粉症にかかったことがない方でも、米国に来て初めて花粉症にかかったと相談に来る患者様もいらっしゃいます。特に毎年4月-5月頃からオーク、カエデやブタクサの花粉が飛び、くしゃみや鼻水に悩まれる方々が多く来院されます。
Jmedicalにはアレルギー専門医が在籍。患者様のアレルギーの原因は何か、実際に少量のアレルゲンを皮膚に付けるパッチ検査を行い、アレルギーの原因を特定した後、その原因に合わせた治療法や治療薬を処方します。また、治療薬で効果が十分に出なかった場合、注射でより効果的に治療を行うなど様々な対応を行っております。
診療内容
にきび治療
鼻炎
鼻炎は、鼻の内側の粘膜が炎症を起こす状態で、アレルギー性と非アレルギー性のものがあります。
アレルギー性鼻炎は、花粉、ダニ、カビ、動物の毛などのアレルゲンによって引き起こされ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。
治療には、抗ヒスタミン薬、ステロイド点鼻薬、デコングエスタント(鼻づまり解消薬)などを使用されます。アレルゲンの回避も重要です。
非アレルギー性鼻炎の場合、環境要因や薬物の影響を特定し、それに応じた対策を取られます。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、慢性的で再発性の皮膚炎で、強いかゆみと湿疹を特徴とします。主に幼児期に発症しますが、成人にも見られます。
治療には、保湿剤の使用、ステロイド外用薬、免疫抑制薬(例:タクロリムス軟膏)などがあります。かゆみを抑えるために抗ヒスタミン薬を処方されることもあります。
また、皮膚のバリア機能を改善し、発症を予防するための日常的なスキンケアが推奨されます。環境アレルゲンの回避やストレス管理も重要です。
NAET(自然アレルギー除去療法)
NAET(Nambudripad's Allergy Elimination Techniques)は、アレルギーの原因物質を特定し、それに対する体の反応を和らげる自然療法です。
具体的には、東洋医学の原理を取り入れたアプローチで、鍼灸、指圧、栄養療法などが含まれます。治療は個別に調整され、アレルゲンに対する体の過剰反応を減少させることを目指します。
科学的な証拠は限られていますが、アレルギー症状の軽減を報告する患者様もいます。NAETを試す際は、医師と相談し、適切な治療法を選択することが重要です。
喘息・食物・動物アレルギー
喘息は、気道が炎症を起こし狭くなることで呼吸困難を引き起こす慢性的な病気です。治療には、吸入ステロイド薬や気管支拡張薬が用いられます。
食物アレルギーは、特定の食品を摂取した際に免疫反応が過剰に起こる状態で、アナフィラキシーショックなど重篤な反応を引き起こすこともあります。治療には、アレルゲンの回避とエピペンの使用が含まれます。
動物アレルギーは、動物の毛や皮膚片に対するアレルギー反応で、抗ヒスタミン薬やステロイド薬で症状を管理します。アレルゲンの回避も重要です。
化粧品や化学物質によるかぶれや腫れ
化粧品や化学物質によるかぶれや腫れは、接触皮膚炎と呼ばれる皮膚の反応で、赤み、かゆみ、腫れ、水疱などが現れます。
治療には、刺激物の特定と回避が第一です。症状が軽度の場合、冷湿布や抗ヒスタミン薬が有効です。重度の場合、ステロイド外用薬を処方されることがあります。また、予防策として、パッチテストを行い、特定の化学物質に対するアレルギーを確認することが推奨されます。
敏感肌用の化粧品や無香料・無添加製品の使用も予防に役立ちます。
よくある質問
家庭医療科ではどのようなアレルギーの診断と治療が受けられますか?
家庭医療科では、食物アレルギー、花粉症、ダニアレルギー、ペットアレルギー、薬物アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息など、さまざまなアレルギーの診断と治療を行います。診断には、問診、皮膚テスト、血液検査などが用いられます。治療法としては、アレルゲンの回避、抗ヒスタミン薬やステロイド薬の使用、免疫療法(アレルゲン免疫療法)などがあります。
家庭医療科でアレルギー症状を予防するための対策を教えてもらえますか?
はい、家庭医療科ではアレルギー症状を予防するための対策について指導を行います。具体的には、アレルゲンの特定と回避方法、適切な環境管理(例:空気清浄機の使用、ダニ防止対策)、薬物療法(抗ヒスタミン薬、ステロイド薬)の使用方法などが含まれます。また、アレルギーの予防接種や免疫療法についての情報提供も行います。
子供が特定の食べ物にアレルギーがあるかどうかを家庭医療科で確認できますか?
はい、家庭医療科では子供の食物アレルギーを確認するための検査を行うことができます。問診で食物アレルギーの疑いがある場合、血液検査や皮膚プリックテストを実施し、アレルゲンを特定します。
アレルギー反応が起きたとき、家庭医療科でどのような緊急対応が受けられますか?
家庭医療科では、アレルギー反応が起きた際の緊急対応として、迅速な診断と治療を行います。軽度のアレルギー反応の場合、抗ヒスタミン薬やステロイド薬の投与を行われます。重度のアナフィラキシー反応が疑われる場合、エピペンの使用や救急医療機関への迅速な紹介を行われます。家庭医は、患者様とその家族に対して、アレルギー反応が発生した際の対処法やエピペンの使用方法についても詳しく指導します。
医師紹介
宮崎 郁 医師(医院長)
診療曜日:木
診療時間:9:00am ~5:00pm
言語:日本語、英語
丹波 靖子 FNP
診療曜日:月~水、金、土
診療時間:9:00am ~5:00pm
言語:日本語、英語
持ち物
身分を証明できる物
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保険証券や保険カード
保険をご利用される場合は
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診断書などの記入用紙
医師のサインが必要な書類等があれば ご持参ください。
お薬手帳or
現在服薬中のお薬
現在服用中のお薬があれば ご持参ください。(任意)
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